【プレータイム増加】渡邊雄太、グリズリーズ移籍って結構いいんじゃね？

（出典 www.sponichi.co.jp）

　NBA選手の渡辺雄太（29）が日本時間9日にサンズから古巣グリズリーズにトレード移籍することがわかった。

　渡辺は昨季限りでネッツとの契約が切れてFAになっていたが、FA交渉解禁初日にサンズと契約。シーズン開幕当初はローテーション選手としてプレーしていたが、得意の3Pシュートの成功率がなかなか上がらずプレータイムも減少していた。今季29試合出場で平均13.2分出場、平均3.6得点。昨季ネッツで3P成功率が44.4％だったが、今季は32.0％にとどまっていた。

　その中でトレード期限となる日本時間9日早朝5時を目前にサンズはネッツとグリズリーズとの3チームによるトレードが合意した。

　渡辺にとってグリズリーズは18年に2ウェイ契約し、NBAキャリアをスタートさせたチームである。トレード移籍が決まり19ー20シーズン以来の古巣復帰について自身のXで「これだから人生って楽しい」と投稿した。

　まさかの古巣復帰に「ここからの活躍に期待！」「心の底から応援している」「渡辺雄太にとってはこのトレードは最高かもしれない」「グリズリーズ帰還はアツい！」などとファンから驚きの声が上がった。

　グリズリーズはエースのジャ・モラントが右肩負傷の影響で今季全休。中心選手のマーカス・スマートも右手薬指負傷で欠場するなど今季はケガ人に悩まされている。そのためファンからは「今よりもプレータイムはもらえそう」「怪我人多そうだし試合には沢山出れそうやな」「プレイタイム増えそう」などと期待する声も上がった。

　一方で「本当はKDと楽しそうに笑ってる姿見たかった」「KDとの信頼があったならもっと試合で見たかったな」などとサンズの中心選手であるケビン・デュラントとのプレーが見たかったと惜しむ声も上がった。

　3チーム間トレードの内容は下記の通り。
　・サンズ獲得　デイビッド・ロディ、ロイス・オニール
　・グリズリーズ獲得　渡辺雄太、チメジー・メトゥ、ドラフト指名権交換権利
　・ネッツ獲得　ケイタ・ベイツ・ジョップ、ジョーダン・グッドウィン、3つのドラフト2巡目指名権